日本・デンマーク外交150周年記念事業
静岡県社会福祉協議会ふれあい基金助成事業
焼津市公益事業補助金助成事業
デンマークキャンプ2017
in 焼津
障害者が普段挑戦できないアクティビティいっぱいのデンマーク流キャンプを開催いたしました!
リース遠征隊とエグモントメンバーが来日!
キャンプの報告ページはこちら
後援
協賛企業
キャンプの趣旨に賛同し、快く協賛いただいた企業様の一覧です。(協賛についての詳細はこちら→協賛について)
資金協賛 (掲載は協賛額順とさせていただいています)
- 岡村建設工業(株)(焼津市) – http://www.okamura-cicl.com/
- 深澤美恵子税理士事務所(焼津市) – http://fukazawa-kaikei.tkcnf.com/
- 静岡福祉大学 – http://www.suw.ac.jp/
- (株)新丸正(焼津市) – http://www.s-marusyo.jp/
- 佐藤医院 佐藤玄洲様 焼津市田尻1647
- 焼津鰹節水産加工業(協)(焼津市) – http://www.katsuobushi-kyo.or.jp/
- 焼津水産化学工業(株) – http://www.yskf.jp/
- 焼津金融協会 焼津市本町4丁目18-14
- 焼津信用金庫 – https://www.yaizu-shinkin.co.jp/
- (有)オーティーエスピー フラワー薬局 – http://www.flower-group.co.jp/
- (株)コハラ – http://www.kohara.net/
- ふくち薬局 – http://fukutids.com/
- FORTE – http://www.forte-group.jp/shizuoka/
- 割烹辰己 焼津市西小川5-17-2
- 油屋菓子店 焼津市東小川6-9-6
- 割烹どんた久 – http://yaizu-dontaku.com/
- (株)清和不動産 焼津市東小川2丁目2-10
- 吉村渉司法書士事務所 焼津市西小川2丁目7番地の9
- (株)フジイ 焼津市小川3539
- JAおおいがわ焼津統括本部 焼津市中新田11-1
- (一社)焼津市医師会 焼津市西小川5-6-3
- レディースファッションMASUYA 焼津市本町2-11-5
- (株)赤坂鐵工所 – http://www.akasaka-diesel.jp/
- 風雅庵 加藤善弥様 焼津市東小川 6-7-14
- らーめんのとうそん 焼津市西小川4-16-6
- (株)マルハチボシ 焼津市小川新町3-4-12
- yacon farm 焼津市西小川3-11-11
- (有)篠宮機械木型製作所 焼津市焼津5丁目13-33
- (株)三保原屋 NEST – http://www.nest-mihoharaya.com/
- 特別養護老人ホームあおい荘 – http://www.aoiso.net/
- 東海ガス(株) – https://www.tokaigas.co.jp/
- まつのき農園・松の庵 焼津市祢宜島371-3
- 静岡銀行焼津黒潮会 焼津市本町4丁目18-14
- (株)八雲精機製作所 焼津市三和810
- コスモ薬局 焼津市本町2丁目12−8
- 焼津神社 – http://yaizujinja.or.jp/
- トライビュー・イノベーション(株) – http://www.triview-innovation.com/
- 内田賢一郎事務所 焼津市西小川5丁目16番地の20
- (株)原川土木 – http://www.harakawadoboku.co.jp/
NEWS
・キャンプの報告ページを公開しました 2017.9.1 更新
・静岡県社会福祉協議会ふれあい基金先駆的モデル事業に認定いただきました 2017.6.12 更新
・日本とデンマークの外交関係樹立150周年記念事業に認定いただきました 2017.4.18 更新
デンマークキャンプ2017とは
デンマークには「エグモントホイスコーレン」という障害者と健常者が共に暮らし共に学ぶ学校があります。
この学校に在籍していたヤコブ・リースは重度な障害を持ちながらも「北欧最高峰のガルフピッゲンに登りたい!」という夢を仲間に伝え、ヤコブと6人の仲間はこの夢に挑戦しました。
この挑戦は映像に記録され、「リース遠征隊」というドキュメンタリー映画が制作されました。2016年11月には日本でもリース遠征隊上映&講演会と題して数か所でイベントが開催され、ヤコブ・リースとその仲間たちが来日して講演と交流が行われ、大盛況のうちに終わりました。
このイベントに参加した日本人から、たくさんの反響を得ました。
- 「障害があっても挑戦するヤコブの勇気に感動した。」
- 「ヤコブと仲間の絆・信頼の強さに驚いた。」
- 「日本の障害者がこれをやろうとしたらきっと周りに止められてしまう。」
- 「ヤコブは自分の判断にきちんと責任を持っている。」
- 「ヤコブの夢はチームみんなの夢になっていた。」
- 「デンマークでは自己決定が尊重され、自己責任のもと、障害者が様々なことにチャレンジしている。」
そして、このような声もいただきました。
- 「車椅子に乗っている障害者だけど、実はカヌーに乗ってみたい!という夢があります。」
- 「自分もリース遠征隊のように信頼できる仲間がほしいです。」
- 「リース遠征隊のみなさんともっとお話ししたいです。」
- 「エグモントホイスコーレンという学校をもっと詳しく知りたいです。」
こうした声にお応えして我々DSSAプロジェクトは前回のリース遠征隊上映会の第2弾として、リース遠征隊&エグモントメンバーと過ごすサマーキャンプを企画いたしました。障害をお持ちの方でも参加できるキャンプですので、ご興味ある方はどしどし応募してください!
キャンプ開催地は静岡県焼津市
今回、デンマークキャンプを開催するのは、漁業の町、富士山の町、そして住民がとってもあたたかい町、である静岡県焼津市です。焼津にある自然、施設、人、すべての資源をフル活用し、障害者もデンマーク人もヘルプ参加者も、そして運営スタッフや地元住民みんなが楽しんで盛り上がるキャンプを目指します。
焼津のことをいまいちご存じないという方は、こちら焼津の魅力のページで焼津について少し学んでみてください。きっと、訪れてみたくなると思いますよ。
宿泊はこの「お寺」です☆
キャンプの内容
障害者も安全に楽しめるよう配慮したデンマーク・エグモント式のカヌー体験ができます。エグモントについて詳しくはこちら
キャンプといえばテントを張るのが一般的ですが、今回は「お寺」です。デンマークではヒュッゲというまったりと家族や友人と過ごす時間を大切にします。日本でこのヒュッゲを楽しめるのはお寺がぴったりかもしれません。デンマーク人とお寺でヒュッゲな夜を楽しみましょう。
車椅子で登山は無理、と考えるのが日本では普通ですが、そこをなんとかして登るのがデンマーク・エグモントスタイルです。我々には北欧最高峰を登頂したリース遠征隊がついています!熱中症に注意しながら自然に挑みましょう。
エグモントホイスコーレンに在学中だったヤコブ・リースが重度な障害を持ちながらも登山の夢を抱き、仲間とともにそれにチャレンジする姿を描いたドキュメンタリー映画「リース遠征隊」をみんなで観ます。
準備の大変なアクティビティのほかにもたくさんのゲームをして楽しみます。デンマーク人は「世界一幸せな国」の住人だけあって、楽しく時間を過ごすことのスペシャリストばかり。間の時間はいろんなゲームで楽しみ、日本の遊びもデンマーク人に教えてあげたりして過ごします。
キャンプ中はいくつかのグループに分かれて行動します。同じグループのメンバーは仲間として協力し、いろんな困難を共に乗り越え、絆を深めます。もちろん、グループは日本人とデンマーク人の混合チームです。
デンマーク人はパーティーが大好きで、信じられない量のビールを飲みます。日本人にはちょっとついていけないハイペースな飲み会になりますので、自分のペースを守ってデンマーク人とのパーティーを楽しみましょう。
障害をお持ちの方・お持ちでない方の役割
今回のキャンプでは、障害をお持ちの方と、障害をお持ちでなく障害がある方をサポートできる方(以下、ヘルプ参加者)を参加者として募集します。本キャンプのコンセプトとして重要なことは、障害を持つ参加者の介助・サポートの全てを運営スタッフがするのではなく、ヘルプ参加者が障害を持つ参加者の介助・サポートをしながらキャンプに参加するという点です。そして、障害を持つ参加者がすべてのアクティビティを楽しめるようにヘルプ参加者がサポートすることはもちろんなのですが、ヘルプ参加者自身もキャンプを存分に楽しむということがデンマークキャンプでは必要不可欠です。
そのお手本となるのが、先ほどもご説明した障害のある生徒と障害を持たない生徒が共に生活するエグモントホイスコーレンです。
障害を持つ学生が生活する上で欠かせないのは「学生ヘルパー」の存在。学生ヘルパーは、名前の通り「学生」でありながら「ヘルパー」をしています。生徒のほとんどは入学前、スーパーや保育園などでバイトをしたり、世界各国を旅してきたり、高校を卒業したばかりのアグレッシブで元気な若者ばかり。もちろん殆どの学生が、ヘルパー経験ゼロ!でありながら身体介助やその他の色々な面で障害のある生徒をサポートしています。彼らに話を聞いてみると、「ヨットが好きでセーリングを学びにきた」とか「アウトドアが好きでアドベンチャークラスを選んだ」など様々。彼ら自身、「学生」と「ヘルパー」を上手に両立しています。
新学期が始まり、異性介助に初めてチャレンジしたという彼女に話を聞いた時「最初は、色々初めてで驚くこともあったけど、ヘルパーとしての「責任」の気持ちの方が強くて異性介助に対する気持ちはなくなった」という。
彼ら自身も「学生」である自分自身の学びと、「ヘルパー」として責任を持ちながらサポートする中で、違った学びを同時に感じながら日々生活しています。
そんな彼らも仕事の無い日はじゃんじゃんビールを飲み、翌日にはきちっと仕事をします。
遊ぶ時は遊んで、仕事をする時はしっかり。切り替えしながら一緒に生活するこのエグモントの学生達は「ヘルパー」でありながら、「学生」であり、そしてサポートする生徒の「仲間」でもあるのです。
キャンプの参加の仕方
2017年この夏焼津で、安心感よりも、新感覚や初体験に「チャレンジ」しようとする新しい仲間がそこにいます。
みなさんも経験がなくても、知識がなくても、目の前で起きたことを恐れずに「チャレンジ」する新しい仲間の一員としてデンマーク発、エグモント流の方法で、お互いから何かを学びながら「チャレンジ」の連続を一緒に乗り越えませんか?
障害をお持ちの方は、ヘルプ参加者の助けを借りて今まで経験したことのないアクティビティに挑戦しましょう。
エグモントの学生は「ヘルパー」であると同時に「学生」生活を楽しんでいます。
ヘルプ参加の皆さんも、「サポーター」でありながら同時にあなた自身もキャンプを楽しむ「参加者」の一員であることが重要です。そのために、運営スタッフはヘルプ参加者のサポートを行いますのでご安心ください。
キャンプのスケジュール
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1日目 7/27(木)
午前 - なし
午後 - 受付
- オリエンテーション
- 岸壁釣り
- お寺に宿泊
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2日目 7/28(金)
午前 - 座禅(希望者)
- 竹食器作り
- 昼食作り
午後 - カヌー
- 海水浴
- BBQ
- 七夕祭りに参加
- お寺に宿泊
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3日目 7/29(土)
午前 - 登山
午後 - 上映&講演会
- 懇親会
- お寺に宿泊
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4日目 7/30(日)
午前 - 報告会
- 解散
午後 - なし
来日するデンマーク人メンバー
キャンプの運営スタッフ
深澤 理恵子 [Rieko Fukazawa Kornum]
DSSAプロジェクト代表 / エグモントホイスコーレン教員
97年にエグモントホイスコーレン留学後、デンマーク人と結婚。 デンマークのデザイン会社で8年間カスタマーコンサルタントとして勤務。その後、エグモントホイスコーレンにて教員アシスタントとなる。同時に、夢であったデンマーク障がい者のための性指導員になるため、2年間の講習を受け日本人初の性指導員の資格を取得。現在は、エグモントホイスコーレン教員として、主に日本人留学生に対しデンマークの福祉を教える。昨年、映画『リース遠征隊』日本公演を企画し、遠征隊と共に通訳として全国6か所を駆け回る。
奥山 修平 [Shuhei Okuyama]
実行委員・HP担当 / エグモントホイスコーレン在学中
19歳のときに事故で頚髄を損傷し、胸から下全てと両手がマヒし車椅子生活に。函館リハビリセンターや長野県立リハビリテーションセンターでのリハビリを経て、父と函館の自宅で二人で暮らしている。2011年に函館のIT企業に就職し、ウェブディレクターとして勤務。2017年1月から会社を休職してエグモントホイスコーレンに留学中。
留学終了後はエグモントや焼津キャンプで得た経験をもとに、障害者スポーツや障害者が参加できるアクティビティを函館でも行えるよう活動する予定。
渡部 渓 [Kei Watanabe]
作業療法士 / 元エグモントホイスコーレン生
2011年より作業療法士として2年間病院勤務。朝から晩まで働いて疲労困憊の日々の中で自分の生き方、働き方に疑問を抱く。2013年自分探しの旅にデンマークへ放浪。福祉に携わる仕事をしていたことがきっかけで、エグモントホイスコーレンで4ヶ月過ごす。エグモントホイスコーレンの多様な人々と過ごす中で「こうあるべき」という型にはまり生きていたことに気づかされる。現在は型にはまらず作業療法士としてゆるーく働きながら、ヨガやボルダリング、アウトドアを楽しむ日々を満喫中。 昨年はリース遠征隊の上映会実行委員の一員として活動。
えりこ [Eriko]
理学療法士 / 元エグモントホイスコーレン生
理学療法士として病院勤務後、2015年に新たな体験と学びを求めデンマークへ。エグモントで一年間学生ヘルパーをする。自由で平等な社会、多様な価値観や個性に触れ自分自身や福祉の考え方を見つめ直す。帰国後リース遠征隊上映会の実行委員の一員となる。現在は訪問リハや小規模多機能施設で活動しながら今後を模索中。
まりこ [Mariko]
実行委員・事務長 / エグモントホイスコーレン在学中
長野県出身。大学時代は、ベトナム、中国でのボランティア活動、大学文化祭のバリアフリー化に力を注ぐ。卒業後は医療機器メーカーに7年間勤務。営業職として、全国を駆け巡る。その後、小さいころからの夢であった海外留学を実現するために退職。 現在は、エグモントホイスコーレンにて学生をしながら、障がいを持った学生のヘルパーとして働く。納豆と味噌汁が恋しい日々。
吉田 恵美子 [Emiko Yoshida]
特別支援学校の元教員 / エグモントホイスコーレン在学中
長崎県出身、静岡県焼津市在住。小中学校を含め主に特別支援学校の教員として35年間勤め、退職。58歳からデンマークのEGMONT ホイスコーレンに1年間留学中。Artクラブ waC代表。NPO法人静岡県障害児教育の充実を願う会事務局。人間と性教育研究会会員。帰国後は焼津でスープ屋”Hygge"を開店予定。様々な人が集まり、繋がる場所を目指す。
高橋 節子 [Setsuko Takahashi]
特別支援学校の元養護教諭
静岡県焼津市在住。小中学校、特別支援学校の養護教諭を歴任。退職後、調理師の免許とヤーコン(健康食材)マイスターを取得。現在は健康的な食材とヤーコンを使ったお弁当業の他、ヤーコンを使ったジャムやワイン煮、料理などを研究し、オーガニックマーケットなどで販売している。元銀行員で料理上手な夫・俊之さんとともに特別支援学校の生徒にヤーコンづくりから加工・販売まで伝授する地域福祉のキーパーソンでもある。人間と性教育研究会会員。
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