いよいよ最終日。最後の報告会が終わったら、さみしいですが解散です！

最終日の朝は、地域の方たちとのラジオ体操から始まりました。デンマーク人は本当に明るくておもしろく、一緒にいると幸せな気分にしてくれるすごい人たちです。そして焼津の人たちも明るくて優しく、僕たちキャンプ参加者にいつも親切にしてくださいました。

３泊４日のキャンプの締めくくりとして、キャンプの報告会を行いました。４つのグループごとにキャンプ中で印象に残ったことや感想を出し合いました。我々オレンジチームは「２日目のアクティビティでうららさんがマスの頭に水風船を命中させたのが最高だった」「釣りは初日でなく、もっと仲良くなってからのほうが良かったかもしれない」「スケジュールが過密すぎた」などが挙がり、僕は「海水浴、登山が素晴らしい思い出になった」などをチームのみんなに伝えました。

そして各グループのリーダーからキャンプ全体のチームごとの感想が発表され、日本人の障害のある参加者から「介助経験のない人に自分の介助を自分で説明してやってもらったことはいい経験になった」、デンマーク人からも「日本の文化を知れる良い機会だった」とのうれしいお言葉をいただき、同時に「もっとゆっくり話す機会があってもよかった」「ほかのグループのひととももっと仲良くなりたかった」「もっと寝たかった」などたくさんの次につながる改善点もご指摘いただきました。

最後にキャンプ公式カメラマンのノブさんが４日間撮影してくださった写真をスライドショーにて観賞し、楽しかったキャンプの様子を振り返りました。ノブさんが撮影した写真は本当に素晴らしく、いきいきとした参加者さんやスタッフさんたちのその場の様子が伝わってきました。

日本人参加者のお見送りをしました。あっという間の４日間でしたが、デンマーク人と日本人が共に過ごすことで生まれる新しい雰囲気・居心地の良い雰囲気は、エグモントで僕が過ごした時間とはまた違う、とても素晴らしいものでした。「障害のある人もない人も共に」というエグモントスタイルに「デンマーク人も日本人も共に」というのが加わったことで、より一層、多様性のある集団のおもしろさが出現したように思います。

これが奥山修平が経験した４日間の内容です。これは、今回キャンプに関わったたくさんのひとたちの中のたった一人分のレポートに過ぎませんので、同じ出来事でもそのひとの立場によって全然違う見方、感想になると思います。

こちらはキャンプ参加者の橋本さんのブログです。僕よりもとっても見やすくてわかりやすくて素晴らしいので是非ご覧ください
デンマークキャンプ2017 in 焼津　体験記　〜概要編〜 : 橋本のタワゴト
デンマークキャンプ2017 in 焼津　体験記　〜１日目〜 : 橋本のタワゴト
デンマークキャンプ2017 in 焼津　体験記　〜２日目〜 : 橋本のタワゴト
デンマークキャンプ2017 in 焼津　体験記　〜３日目〜 : 橋本のタワゴト
デンマークキャンプ2017 in 焼津　体験記　〜４日目(最終日)〜 : 橋本のタワゴト

障害を持った日本人参加者、障害のない日本人参加者、障害のあるデンマーク人、障害のないデンマーク人、リース遠征隊メンバー、エグモント関係者の実行委員、焼津の実行委員、エグモント関係者のボランティアスタッフ、地元焼津のボランティアの方たち、ご後援・ご協賛・ご協力いただいた企業・団体・個人様、車を運転してくれた僕の父、あたたかく我々を歓迎してくださった焼津の皆さま、すべての人になにかしらの「変化」や「気づき」をもたらすキャンプであったのではないか、そうであったら素敵だなあと思います！本当にありがとうございました☆

最後に、私ども実行委員一同より、このキャンプに参加してくださった皆様、このキャンプの実現に協力してくださった全ての皆様方に厚く御礼申し上げます。